国体・式典前演技合同練習

  今秋の長崎がんばらんば国体の総合開会式で披露される式典前演技の合同練習会が19日、諫早市中央体育館で行われた。出演する小、中、高校生約2200人が演技の流れを確認し、間近に迫った45年ぶりの地元国体に向けて士気を高めた。

 
 式典前演技は「長崎万華鏡~長崎の風・音・祈り、そして明日へ~」をテーマとした3部構成。第1部は異文化との交流をイメージしたマーチング、平和への希求を表現した第2部は創作ダンスを披露する。第3部は二胡(にこ)演奏と出演者全員によるマスゲーム。躍動感あふれる踊りで選手たちへエールを送る。
 
 出演者たちは各部門に分かれ、音楽に合わせて移動する位置やタイミングなど、細かい動きを確認。指導者から「もっと足を大きく開いて」「手をまっすぐ」などとアドバイスを受けながら、真剣な表情で取り組んだ。マスゲームに出演する諫早市立御館山小5年の中島みのりさん(10)は「最初のころよりは上手にできた。本番でもみんなで動きをそろえて、元気に笑顔で踊りたい」と抱負を述べた。
 
 長崎がんばらんば国体は10月12~22日に行われ、水泳ペア 水着 人気(競泳、水球、シンクロナイズドスイミング、飛び込み)とカヌーのスラローム、ワイルドウオーターは9月7~14日に先行開催する。
 
 総合開会式は10月12日、長崎県諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で実施され、選手団など約3万2千人が参加する予定。荒天時は諫早文化会館で式典のみ行う。