パンパシ出場の競泳日本代表

 水泳のパンパシフィック選手権(豪州)に出場した競泳日本代表が25日、成田空港に帰国した。

 
 男子200、400メートル個人メドレー2冠のほか、5つのメダルを獲得した萩野公介(20)=東洋大=は「今大会は4年前よりタイム的なレベルは低い。結果は気にしてない。勝負に勝てたことは良かったですけど」と、冷静に分析。男子200メートルバタフライで金メダルを獲得、200メートル個人メドレーでは銅メダルで萩野とともに表彰台に上った瀬戸大也(20)=JSS毛呂山=は「バタフライでとれたのは良かった。タイムはもうちょい狙っていたけど、勝負に勝ったのは評価できる。(萩野との表彰台は)すごく気持ち良かった」と、笑顔で話した。
 
 女子200メートル平泳ぎで国際大会初のペア水着金メダルを獲得した渡部香生子(17)=JSS立石=も「狙ってとれて、うれしかった。過酷な条件(1日5レース)の中で金メダルが取れたのは自信になる」と、笑顔。男子100メートル背泳ぎで国際大会初の金メダルを獲得した入江陵介(24)=イトマン東進=は「1つのステップは達成できた。200が悔しいけど、収穫の多い大会」と、今後への手応えを口にした。
 
 男子100、200メートル平泳ぎで2冠を達成した小関也朱篤(22)=ミキハウス=は「2冠はすごく意識していたので、達成できてすごくうれしい。どんな環境でもタイムが出せる自信がついたし、次に繋げたい」と、拳を握った。