スラロームで県勢初の入賞

 第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」は14日、長崎、熊本、福岡の3県で先行開催の水泳(競泳、飛び込み)とカヌースラロームを行い、県勢はカヌー成年男子カヤックシングル(15ゲート)の藤野浩太(西陵高職)が99・57点で7位入賞した。スラロームの県勢の入賞は初めて。

 
 藤野は1本目で1分37秒08を記録したが、ゲートへの2度の接触(4点加算)があって101・08点の6位。2本目はタイムこそ落としたものの、ノーミスで1本目の成績を上回った。
 
 これで先行開催競技は全日程を終了。冬季大会と合わせた本県天皇杯得点(男女総合、参加点を含む)は77点と伸び悩み、順位も37位と出遅れた。競技別では、カヌーが10月13日から始まるスプリントを残して27点で5位と健闘。水泳水着 通販(競泳、水球、シンクロナイズドスイミング、飛び込み)は20点で35位だった。
 
 国体の総合開会式は10月12日、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で行われ、22日まで県内各地(クレー射撃は熊本県)で38競技(公開競技の高校野球、トライアスロンを含む)を実施する。