華やかリゾートルック　胸元、ふんわり夏を包んで

  いよいよ夏本番。水辺のリゾートに出かけるなら、とっておきのビーチファッションも楽しみたい。今年は、胸元をさりげなく隠しつつも美しく見せる、技あり水着 無地 ビキニがトレンド。バッグやサンダルも、華やかに進化している。（木村郁子）

　阪急百貨店梅田本店のスポーツファッション「イングス」。水着担当バイヤーの青木真由美さんによると、今年のトレンドは、「美しい胸元を作る水着です。洋服のトレンドがそのまま水着にシフトしているので、レースなどをふんだんに使うタイプも注目」という。

　人気が高いのは、以前のようにパッドで胸を押し上げるタイプよりも、レースやシフォン素材で華やかに胸元を隠すようなタイプや、二重三重に大きなフリルを重ねて胸元をボリュームアップし、グラマラスに見せるタイプ。胸元が強調されることによって、気になるウエスト部分がすっきりとくびれて見える効果もあるという。

　昨年注目された、胸元を帯状の布で巻く「バンドゥブラ」のタイプは、きゃしゃな日本人女性にとっては胸が小さく見えてしまうため、意外に着こなしが難しかった。そこで今年は内側に厚手のパッドとワイヤを入れ、しっかりと包み込むような形状に。こちらも胸元は一層、グラマラスになっている。

　水着だけでなく、バッグやビーチサンダルなどのアクセサリー小物も充実。大丸梅田店の水着売り場では、従来の透明ではなく華やかなデザインのバッグや、普段使いもできそうなクラッチタイプも登場している。「海外のビーチリゾートでも、持っているだけで映えますよ」と「三愛」水着事業部の庄司香菜子さん。

　さて最後はサンダル。今年の人気はヒールが５センチから高いものでは１０センチという、ハイヒールサンダル。足を長く見せる美脚タイプだ。スパンコールやフリルで華やかさも。こちらも、そのまま街歩きにも活用できそう。

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