孫楊が韓国メディアの軽視に反論

 中国紙・新聞晨報は14日、「孫楊が韓国メディアの軽視に反論、『メンタルもコンディションも朴に負けていない』」と題した記事を掲載した。

 
間もなく開幕する仁川アジア大会で、孫楊と朴泰恒の水中対決が目玉の1つとなっている。16日、孫楊は約2カ月におよぶオーストラリアでの特訓を終えて帰国。偶然にも、7月末に朴泰恒もオーストラリアで訓練している。孫楊の練習地、ゴールドコーストから車で1~2時間のブリスベンで行われた。
 
仁川アジア大会のペア水着水泳会場には朴泰恒の名がつけられているため、朴泰恒は何が何でも孫楊に勝たなければならない。朴泰恒の最近のコンディションは上々で、7月末に韓国国内で行われたアジア競技大会の選抜試合では6冠を達成、自由形200メートルでは今季の世界最高を記録した。
 
これを受け、韓国メディアは明らかに孫楊を見下した報道を展開。「(朴泰恒)は不調が続く孫楊より、日本の荻野を重視するべきだ」との見方を示している。一方、朴泰恒との対決を控え、孫楊は強気の姿勢を崩さず、「多くの韓国メディアが自分を朴泰恒のライバルではないと見ている。だが、今の自分はメンタルもコンディションも彼より勝っている」と反論した。